中山秀明建築研究室(Arks)に関する最新情報などをお届けします。

建築確認申請の実態

2008年9月12日

”集会場兼老人憩いの家”の建築確認が先日おりました。
この建物は重量鉄骨構造平屋建で約40坪で、以前でしたら1週間もあれば申請がおりていた物件です。
ところが、今回は7月半ばに民間検査機関に持ち込み、決済になったのが9月2日です。

これでは大型物件は押して知るべしで、建設業界の死活問題ではないかと思われます。
原因は必要も無い書類の提出数の多さに加え意味も無いチェック項目の多さです。

国土交通省の政策ミスなのかどうかは判りかねますが、これを要求される側はたまったものではありませんがこれが実態です。

これは、今後の建設業界の与える大きな問題と言えると思います。
来年からは、瑕疵担保責任の保証が始まりますが、建設業界をつぶすような政策と思われますが皆さんはどのようにお考えですか?

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